赤と白とわさびの思い出
最近では、「一皿200~500円」などの高級回転寿司も多いなか、ずっと「一皿100円(税込み105円)」というスタンダード価格を貫いてきた営業努力が功を奏しているのだ。
外食産業が不調の中、意外なブームに沸く回転寿司 -ダイアモンドオンライン-
http://diamond.jp/series/analysis/10025/
全然内容読んでなくて上の一文だけ目に止まったんだけど、ちょっと思い出した昔の出来事。
近所に美味しい回転寿司があったんですよ。
全皿100円で、「この値段でこんなに美味しいお寿司が食べられていいの?」っていうぐらい美味しい店。
ネタも大きくて、食べ応えがあるの。
ところが、しばらくして急に全皿100円を止めちゃったんだよね。
赤皿400円、白皿150円みたいな感じになって。
普通のお店になってしまったようなもんかな。
久しぶりにその店に行ったんだけど、席に着いた瞬間に気付いて、ちょっと落胆。
白皿ばかりしか食えないよママン!
と嘆いていたんだけど、ふと見ると、横の学生らしきお兄さんが赤皿ばっかり積み上げてる!
もう豪快に赤皿オンリー。7皿くらい積み上げていたかな。
すげ-。超リッチメン!
と思った瞬間、確かに彼はつぶやいたんだよね。
「あっ」
その時の彼の顔は忘れられません。
大量のわさびを入れた爆弾寿司を食べたような、ひどい涙目の顔。
自分が食べた赤皿と、壁に貼られた「白皿…150円 赤皿…400円 絵皿…600円」という値段表を、ずっと交互に見つめて…。
ああ、値段変わったのに気付かなかったのか。
その後、彼は白皿を3皿ほど食べて退店。
とても胸が苦しくなる今日のような暑い夏の日でした。
ちなみに、その店は、この後また100円寿司に戻って、そしてしばらくして閉店。
内容は良かったのに残念だな、と思う次第です。
あのときの彼は、いまでは絵皿でも豪快に食べられる人になっているといいな。
とりあえず自分は相変わらず白皿人生です。








