ハイビジョン(HD)テレビの選び方
大層なタイトル付けてしまったけど、最近周りで「テレビを買い換えたい」という声がちらほら聞こえるので、自分がどういう観点でテレビを選んだかちょっと書いてみます。
自分が買った当時とは、事情が違うと思うので、当てはまらないこともあるだろうけども、そこはご勘弁を。
ちなみに購入に踏み切るまでに、価格コムのレビュー、2chの関連スレ、パンフレット、あらゆるものを読みあさりました。たぶん2ヶ月くらいは研究したかな。
なお、想定しているのは液晶テレビです。プラズマは考慮に入れてません。
▼フルスペックか否か
これは解像度の違いです。
フルスペックだと、1920×1080。
普通のハイビジョンだと1440×1080かな。
一番、価格に反映される部分だと思う。
同じサイズ、同じ機能なのに、やたら安いテレビがあれば、それはフルハイビジョンじゃなくて普通のハイビジョンだと思います。
自分の印象では、ハイビジョンの価格に+5万~10万するとフルハイビジョンかなと。
予算が許すなら、フルの方が良いでしょうね。
解像度が足りない分は、引き延ばされて表示してしまいますので。
ただ、今のところフルハイビジョンはいらないかなー、というのが個人的な印象。
第一の理由として、映像ソースの乏しさ。
地デジは1440×1080の解像度なので、フルハイビジョンは不要です。
Xbox360も同様の解像度。
今のところフルハイビジョンが必要なのは、PS3の一部のゲームと、ブルーレイディスクの映画、BSの一部の放送となってます。
PS3でガンガンゲームするって人、ブルーレイディスクで良く映画を観る人、つまりPS3ユーザはフルハイビジョンの方が良いのかな?
ただ、PS3でも1920×1080の解像度で作ってあるゲームは少ないです。
これは、高い解像度で作ればその分大きな処理能力を必要とするため。
だから、表示キャラ数の少ない格闘ゲームとかに限られてきます。
レースゲームでも自車の表示のみにパワーを割いているだけ、という場合もありました。
それと、ゲームのパッケージ見ても解像度なんか分かりません。
「フルハイビジョンでやるゲームはすげえ!」と驚嘆しつつも、実は1440×1080の解像度で作られたゲームだったり。
もちろん、今後は技術の進化によって、もっと色々なゲームが高解像度化していくと思います。
今後の事を考えるならば、フルハイビジョンが良いと思います。
第二に、個人的にフルハイビジョンとそうでない映像の違いが良く分からなかったこと。
静止画の場合は、明らかに違いが分かります。全然違う。
でも、動画の場合は、良く分かりませんでした。「言われてみればちょっと綺麗かなー」と感じる程度で、その程度の違いにプラス数万のお金を出す気にはなれなかったというのが感想。
もちろん人によって感じ方は違うと思うので、それは実際に電気屋さんに行って自分の目で見てみましょう。
ただし、電気屋ではフルハイビジョンのソースを流していない場合があるので、自分で用意して持って行って流して貰うのが得策。
どうしても「ハイビジョンの方が綺麗」という先入観があるので、地デジの映像を見比べながら「やっぱりフルの方が綺麗だな」と思ってしまうもので。
地デジの解像度は1440×1080なので、どちらも同じです。
第三に、やはり値段。
普通のハイビジョンなら10万くらいで買えるのに、フルハイビジョンになった途端、10万後半から20万越えになるのは痛い。
「できれば良いものを買いたい」という気持ちは大きかったのですが、第一・第二の理由もあって、そこまでお金をかける踏ん切りは付きませんでした。
▼サイズ
うちみたいな六畳の部屋に置くには、32型くらいで十分かと。
各種購入者レビューを読んでると、「六畳一間の部屋だけど、37型という大きさは必須でした!」というのを良く見かけていて、自分もギリギリまで37型を買う予定でしたが、予算の都合上32型で。
自分は32型で良かったかなと思う。
ゲームをメインでやるんで、これ以上大きいと画面情報を把握できないです。
今でさえ、画面左と右に視線を走らせるのは、けっこう負担が大きい。
37型を買っていたら買っていたで、「37型がベスト!」って言ってるのかもしれないけど、今のところ不満はないです。
ただ、これも各人の印象によるところが大きいから、何とも言えないかな。
うちに来た友人も「でけー、32型で十分じゃん」って言う人と、「小さいなあ」という人がいたので。
ちなみに、電気屋で大きさのイメージを掴むのは無理。
電気屋で見る32型って、相当小さく見えると思う。
自分の部屋にメジャーを走らせたりして、実際に置いてみた場合のイメージをしっかり持った方が良いと思う。
うちなんかスペースの関係上、40型以上は絶対に置けませんでした。
▼接続端子数
ゲーマーなら端子数は絶対に気にしてください。
PS3、PS2、Xbox360、Wii、HDレコーダー、これらを接続しようと思ったら、
HDMI×2、D端子×3以上は必須です。
HDMIやD端子の切替器は、けっこう値段が張るので現実的じゃないです。
▼HDMI端子
HDMI端子にも色々バージョンがあるらしく、特にPS3の能力を生かすにはバージョン1.3のHDMI端子が必須だそうです。
HDMI端子のバージョンはテレビのカタログには載ってないので、自分で問い合わせるしかありません。
ちなみに、自分が購入した当時は、1.3のHDMIを載せてるテレビはほとんどありませんでした。
SONYの一部機種くらいかな。
▼音
地デジの番組とCMだけでもいいので、聞き比べた方がいいと思う。
自分が試した中では、ビクターのEXEという機種がダントツに良かったです。
音が良くても、人の声が聞き取りにくい場合があるので注意。
ドラマやバラエティの声は特に聞き取りにくいかも。要チェック。
スピーカー増設が前提なら話は別で、考慮しなくてもいいかな?
▼パネル
「パネルはやっぱり亀山パネル。だからSHARPが一番!」と良く聞きますが、他のメーカーでも亀山パネルを使っている場合はあります。
どうしても亀山にこだわるなら、店員に聞いたりメーカーに問い合わせて確認しましょう。
パネルにこだわらないとしても、機種によっては海外製の質の悪いパネル使っている場合があるので注意。
▼メーカー
同じ性能・機能でも、CMを良く流している機種は、値段が高いです。
あまりCMを流していないマイナーな機種も良くチェックしてください。
あと、メーカーによって独特の色合いみたいなのがあるので、好みが出やすいと思います。
自分の場合、SONY機種の派手な色合いは、ちょっと目に痛くてダメでした。調整すれば随分違うんだろうけども…。
▼番組表
番組表の見やすさは重要だと思う。
6チャンネル×4時間が一画面に収まっていると、けっこう便利です。
機種によってはチャンネル毎にしか番組を表示できなかったり、時間幅が狭いものもあるので注意。
▼操作スピード
見落としがちなんだけど、絶対にチェックが必要。
電源をオンにしてから映像が映るまでのスピード、チャンネル切替スピードは、なかなかチェックが及ばない所です。
値段、機能、どれを取っても「これだ!」と言えるものなのに、起動が遅かったりチャンネル切替がスムーズじゃないせいで、購入対象から外したものもあります。
少なくとも今までのアナログテレビみたいにスルスルと切り替わらないので、ここの確認は重要だと思います。
▼リモコン
個人的に「らくらく簡単リモコン」みたいなものは使いにくいと思ってるんですよね。
ボタンが大きい、文字が大きいのはいいんだけど、その分機能が削減されていて、使い込んでいくとどうにも痒いところに手が届かない。
あとは大きさ。あんまり大きいと置き場所に困るし。
あまりに小さくても無くしそう。
展示品では表に出ていないこともあるので、店員に頼んで出して貰いましょう。
▼残像と遅延
液晶テレビを選ぶにあたって、ゲーマーなら気になるのが「残像」の問題。
ゲーマーじゃなくとも、スポーツ観戦を良くする人は気になると思います。
最近は「倍速駆動」をうたったものが多く出始めているので、これを選択するのもひとつの手です。
これは何かと言うと、1秒60コマのコマ間に黒い映像を差し込んで、残像を見えにくくすると言うもの。
黒い映像を差し込むことにより、前の映像がリセットされるので、残像が起こりにくくなります。
ただし、これは横方向の動きにしか強くありません。
縦方向は従来通りなので注意。
それともう一つ注意が必要なのが「遅延」の問題。
液晶テレビの場合、ソースからの映像をいったん内部で保持・処理してから、映像として表示します。
倍速駆動なんかの処理が入っていれば、内部処理はもっと時間がかかるものとなるでしょう。
テレビ放送ならばいくら遅延しても良いのでしょうが、ゲームとなると話は違います。
0.1秒の遅れが致命的なことになるでしょう。「攻撃ボタン押したのに、敵キャラは実際にはそこには居なかった」なんてゲーマーに取っては笑えません。
できれば「ゲームモード」などの遅延軽減処理が工夫されている機種を選びましょう。
長々と書いてしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。
他にも色々考慮要素あったような気がするんだけど、思い出せたのはこれくらいでした。
もしまた気が付いた事とか思いだした事があれば、加筆修正していきます。