鈴木先生 / 武富健治
各所で絶賛の声があがってる「鈴木先生」を読んでみました。
内容はと言うと、鈴木先生がクラスの問題に立ち向かっていくという2~3話完結の漫画なんだけど、これが実に面白い。
扱われてる問題は、麻薬や自殺みたいなディープなものではなく、いたってどこにでも起こりうるような平凡な事件。
それに対する鈴木先生も、金八先生やそのほかドラマの主役みたいに、やたらアグレッシブでなんでもこなすパワフルな人というわけでもない。
でも、そこが面白い。
普通だったら、この漫画で描かれているような事件って、簡単にスルーされるように思うんだよね。
だけどこの漫画では、一つ一つの出来事に対して、みんなで真剣に取り組んで解決に持って行く。
最初のマナーの話なんか、色々と思い当たることがあるんで、読み終わったあとしばらくの間、真剣に考えを巡らせてしまいました。
マナーって難しいもんで、自分が知ってて実践しているマナーは「守って当然のもの。守ってないやつはおかしい」となって、自分が知らないマナーや守るには厳しすぎるマナーを実践している人を見ると「細かい所にこだわりすぎ。みんなそんなの守ってない。守れなくて当然」と切り捨ててしまう。
そんな経験ないですかね。
具体例を挙げると荒んだ気持ちになってしまうので控えますが。
たぶん自分もそういう曖昧なライン引きを人に押しつけているんだろうしね。
とにかく続きの話もどんどん読みたくなる漫画です。
できれば連載を直接読みたいんだけど、漫画アクションを仕入れてるコンビニが近くにありません。助けて。