FF12 20時間ほど終えての雑感。
モンハン2もFF11も中途半端な状況。
あちこち行ったり来たりです。その合間を縫ってFF12。
逆です。FF12の合間を縫って別のゲーム。
夕方から夜はゲーム三昧です。仕事せれ。
▼ストーリー
世界規模で動く陰謀と、それに翻弄される主人公達。
帝国に征服された王国が、復興するために解放運動を行うというのがメインですが、それぞれの立場の描き方が秀逸ですね。
解放メンバー=善、帝国=悪という単純な二元配置ではありません。
帝国が制服後の王国に対して善政を敷けば、無闇な争いを巻き起こす解放運動を疎ましく思う人も出る。
そういった立場毎の心情が入り組んでいて、一筋縄ではいかないのが面白いですね。
ゲーム内では、ヴァンはひたすら「少年」として描かれ、対して回りの人間は「大人」として描かれています。
意志の強さ、信念、目指すもの、そういったものを総じて、「自分では手の出せないところで、世界は動いていく」といった感じを出しています。
人によっては「自分が世界の行く末について介入できない」という点について、不満を持つと思います。
が、「ヴァンは主人公ではない」と違う見方に気付けば、このゲームに対する印象はガラリと変わるでしょう。
あと気付いた点と言えば、セリフでの説明が少ないことですかね。
FF10がどんな心情もセリフで説明していたのと比べて、対照的です。
「中高生に向けた作品ならば、必ずセリフで説明させないとダメだ」となにかの作品のインタビューで答えていた人がいましたが、半ば賛成です。
説明がないのはかなりのリスクを伴いますので。
そういう意味では、「回りの空気がわからない。読めない」といった感じのヴァンは、非常に良いキャラクターなのかもしれません。
ヴァンだけ声優が微妙なのも、そこまで計算しての事かもしれないですね。
▼システム
ガンビットシステムがとにかく素晴らしい。
要約すれば、細かくプログラミングできる仲間用AI。
ドラクエで言えば「ガンガンいこうぜ」とか「命を大切に」といった作戦しか組めなかったのが、「HP80%以下になったらケアル」など非常に細かく設定できるようになってます。
自分の場合は、大体こんな感じ
・HP90%以下の味方にリジェネ
・HP60%以下の味方にケアルダ
・味方一人にブラナ(場面に応じてポイゾナとかに切替)
・味方一人にエスナ
・味方一人にプロテス
・味方一人にシェル(普段はオフ)
・味方一人にヘイスト(普段はオフ)
・リーダーの敵を攻撃
あとは、敵や場面に応じて、あまってるスロットを改造といった感じです。
ボス戦はかなりカスタマイズしないとダメな場合もありますね。
その辺りの試行錯誤がたまらなく面白いです。
今回の戦闘は、「このタイミングでこの魔法」といった細かい戦術レベルのものはあまり要求されません。
それより、上記のガンビットを使って大局的に物事を調整するような戦略レベルの思考が必要です。
自分の場合は全員ガンビットオンで、マニュアル操作を一切やっていない上での感想なので、人によっては全然違う印象を持つかもしれません。
今、「剣」あたりまで進んでるんですけど、出てくる敵のレベルが自分たちよりも5つくらい上です。
ボスなんか「このルート間違った?」と思わせる強さです。
でもガンビット調整したら勝ってしまったりして、このストイックな戦闘がマゾ心を刺激してくれます。
▼この時点での総評
色々と絶賛しておいてなんですが、人に勧められるかと言うと「うーん」と唸ってしまいます。
自分では楽しいんだけど、人はどうなんだろう?
「歴代のFFは全部発売日に買ってるぜー」っていう自分みたい人なら、十分にお勧めなのですが。
ガンビットの試行錯誤がとにかく面白いので、これに割ける時間が無いならば、無理してやるゲームでもないかなと思っております。